【2月18日】第14回宮城産業メンタルヘルス研究会で講演をしました!
宮城県精神科診療所協会・宮城産業保健総合支援センター様主催の第14回宮城産業メンタルヘルス研究会で講演をしてきました。
「精神科産業医の実務報告 〜うつ病からの復職支援を中心に〜」というタイトルで90分お話しさせていただきました。
宮城県の産業医の先生方(青森や山形の先生もいらっしゃいました)を対象に、うつ病からの復職支援について解説しました。
前半では精神科医の立場から、うつ病リワークプログラム(復職支援プログラム)によって安全な職場復帰につながった症例を説明しました。
後半では産業医の立場から、主治医の先生から「職場復帰可能」という診断書は出たものの、産業医として「復職不可」と判断した事例を提示しました。
主治医の先生がOKと言っているのに、産業医がNOと言うのは正直勇気がいります。
家の中で過ごせる回復レベルと、職場で働くことのできる回復レベルとの間には、ギャップ生じる可能性があることを説明しました。
講演後に3〜4つのご質問をいただき、産業医の先生方の関心の高さを感じました。
今回、私に依頼してくださった宮城県精神科診療所協会の先生方に感謝申し上げます。
代表取締役(精神科医+産業医) 後藤 剛